スマホアプリMetaTrader4の機能を解説
- 2016/5/4
- スマホトレード
- MetaTrader, スマートフォン
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今回のブログでは、スマホでチャート分析ができる便利アプリMetaTrader4の基本機能を紹介します。
スマートフォンでFXのチャートを見たいと考えた場合、現在ではその手段が複数に渡って存在します。FX会社のチャートツールもあれば、プラウザにYahooファイナンスをブックマークしておいてもよいでしょう。ただ、チャートの詳細なカスタマイズをするのであれば、やはりポピュラーなMetaTrader4が便利です。
MetaTrader4には、スートフォンアプリが存在します。PC版と比べて機能に制限があるものの、基本的なインジケータは揃っています。さらにMT4対応業者のFX口座を登録すれば、アプリからMT4口座で売買することも可能です。
今回は、そんなスマートフォンアプリMetaTrader4をレビューしていきます。
Contents
スマホ版MetaTrader4の基本機能
最初にスマホアプリMetaTrader4の基本機能をご紹介しましょう。ざっと、画像を見てみてください。アプリのチャート画面です。
ご覧の通り、管理人のスマホ版MetaTrader4はかなりいじってあります。基本的には、以下の機能を利用することが可能です。
- チャートインジケータの表示が可能
- 通貨を選択してチャート表示
- 時間別チャートの表示が可能
- 口座を登録すれば注文発注できる
インストールはGoogleストアから
前述のような基本機能を備えたスマホアプリのMetaTrader4。元祖PC版のMT4ほどコアな使い方はできないけれど、最低限の機能は抑えたできる子です。スマホトレードを考えた場合、チャートを見るにもトレードするにも、インストールしておいて損はないアプリですね。
アプリのインストールは、AndroidでもiPhoneでもGooglePlayから簡単にできます。当然、月額無料のアプリです。追加課金も一切ありません。
上記はGooglePlayの検索画面(Andoroid版)です。検索窓に「Metatrader」と入力しましょう。MT4とMT5が出てきますが、未だ汎用性の残るMT4がお勧めです。iPhoneの場合でも、AppleStoreで同様に見つけることができます。
外出先や電車で、チャート分析したい多忙な読者の方。このツールを入れておけば、移動時間も有効に使えるトレード環境のできあがりです。管理人も愛用しています。
チャートインジケータの表示が可能
MetaTrader4アプリでは、メインウィンドウに好みのインジケータを表示可能です。インジケータには、以下のものが揃っています。
インジケータ名称 | 備考 |
---|---|
トレンド系 | |
Average Directional Movement Index | |
Bollinger Bands | ボリンジャーバンド |
Envelopes | エンベロープ |
Ichimoku Kinko Hyo | 一目均衡表 |
Moving Average (SMA,EMA) | 移動平均線(単純・指数) |
Parabolic SAR | パラボリックサール |
Standard Deviation | 移動平均乖離率 |
オシレータ系 | |
Average True Range | |
Bears Power | |
BullsPower | |
Comodity Channel Index | コモディティチャンネル |
DeMarker | |
Force Index | |
MACD | いわゆるMACD |
Momentum | モメンタム |
Moving Average of Oscillator | MACDのバー |
Relative Strength Index (RSI) | いわゆるRSI |
Relative Vigor Index | |
Stochastic Oscillator | いわゆるストキャス |
Williams' Percent Range | |
ボリューム系 | |
Accumulation/Distribution | |
Money Flow Index | |
On Balance Volume | |
Volumes | 該当FX会社の出来高? |
ビル・ウィリアムズ | |
Accelerator Oscillator | |
Alligator | |
Awesome Oscillator | |
Fractals | |
Gator Oscillator | |
Market Facilitation Index | |
2016年現在 |
メジャーなインジケータは揃っている感じで、FXのチャート分析に必要な最低限のニーズは満たしてくれることでしょう。はっきり言って、管理人の知らないインジケータも多々あります。
応用技としては、ガンマチャート(GMMA Chart)の表示も可能であったりします。実は、移動平均線を複数表示しているだけなんですけどね。基本的にはメジャーなインジケータしか揃っていませんが、うまく組み合わせてやれば特殊な分析ツールを作り出すことも可能です。ここら辺のノウハウは、また今度記事にしたいと思います。
通貨を選択してチャート表示
MT4対応業者が提供している通貨ペアなら、なんでもチャート表示させることができます。対応業者を選べば、インドルピーとかブラジルレアルとかのニッチな通貨ペアも表示可能ですよ。
管理人は、トルコリラ通貨ペア(USDTRYやEURTRY)の表示に重宝しています。トルコリラは普通のFX業者ではMT4口座を扱っていないので、OANDA Japanを使っています。トレード環境として、オアンダやアヴァトレード辺りの通貨ペアが多いMT4口座を一つ持っておくと便利ですよ。
時間別チャートの表示が可能
当然ながら、チャートは複数の時間足を表示することが可能です。スマホアプリMetaTrader4で表示できる時間足は以下の通りです。
トレードスタイル | 時間足 | |||
---|---|---|---|---|
スキャル向け | 1分足 | 5分足 | 15分足 | 30分足 |
デイトレ向け | 1時間足 | 4時間足 | ||
スイング・長期向け | 日足 | 週足 | 月足 |
月足辺りのチャートになると、FX業者がデータを提供しているかどうかがポイントですね。あまりに古い過去のチャートだと、そもそもFX業者がデータを持っていなかったりします。PC版と違って、外部データのインポートができないのはご愛嬌。
口座を登録すれば注文発注できる
スマホアプリMetaTrader4は、MT4口座を登録さえすれば、売買ツールとして使うこともできます。複数のMT4口座を一括管理するのに便利ですね。
自宅のPCにインストールしたMetaTrader4とも、きっちり同期します。ポジションを保有すれば、PCのMT4にもエントリーポイントが表示されるという寸法です。当然、口座残高も同期しますよ。
MT4対応業者として思いつくのは、アヴァトレード、オアンダジャパン、FXトレードフィナンシャル辺りでしょうか。管理人はスプレッドの狭いオアンダジャパンを重宝しています。スマホアプリを入れるついでに、MT4対応口座も開いてみてはいかがでしょうか。
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