無線LANルーターの置き場所でwifi環境を改善した話

無線LAN親機の最適な設置場所は

今回は無線LAN親機の置き場所を工夫することでwi-fiの電波が届く範囲を広げる方法を解説します。アンドロイドアプリで各部屋の電波強度を測定しながらコツを探りました。

無線ルーターは家庭内wi-fiの環境作りに欠かせないネットワーク機器です。ただ、置き場所次第では電波の届かない・弱くなる場所が出てしまいます。特に大きな原因が「壁」です。wi-fiの電波強度は親機からの距離よりも壁の存在に左右されることが分かりました。

以下には、我が家の実測データを示しながら、無線ルーターを効率の良い場所に配置した方法を解説します。

  1. wi-fiの電波強度を測定するアプリ
  2. 我が家の電波状況を分析した
  3. 無線ルータの置き場所を変更したら
  4. 更なるwi-fi強度の改善方法

wi-fiの電波強度を測定するアプリ

最初に、電波強度を測定するために利用したアプリを紹介しましょう。wi-fi環境の改善をするに当たって、まずは各部屋のwi-fi感度を測定する必要があります。ここで便利なのが、スマートフォン向けのアプリです。管理人は、Androidアプリの「wifi Analyzer」を利用しました。

wifi-analyzerの測定画面

上記は、アプリの測定画面です。ご覧の通り、wi-fiの感度をリアルタイムで測定することができます。感度良好な箇所であれば、測定される数値が「-40~-60dBm」の範囲になるようです。実際、無線LAN親機のすぐ近くでは、この値が測定されました。より電波の届きにくい場所になるに従って、-70dBm、-80dBmと数字が大きくなっていきます。

今回は、上記のアプリを使って各部屋の感度を測定し、電波環境の改善を図ったというお話です。勿論、電波強度を測定するアプリはwifi Analyzerに限りません。アンドロイド向けならGooglePlayには他の類似アプリもありますし、iPhone向けにもありそうです。「wifi 測定」あたりのキーワードで探せば、無料のアプリが見つかると思います。

我が家の電波状況を分析した

さて、wi-fi強度を測定するアプリを使って、早速、我が家の電波状況を測定してみました。以下は自宅の見取り図に各部屋の強度を書き込んでみたものです。

部屋の間取りとwi-fiの感度

ご覧の通り、当然のことながら無線LAN親機から一番遠いデスクトップPC付近の電波強度が弱くなっています。このデスクトップは管理人が普段から良く使うPCですので、何が何でも電波状況を改善したい所です。実際問題、その日の調子で無線LANが途切れることがしばしばあります。目先の目標は、このデスクトップPC周辺の電波強度を改善することです。

ところで、各部屋の電波状況を見てみると電波の強弱を左右する明確な原因があることに気づきます。原因は「壁」です。親機との直線距離上にコンクリートの構造壁が存在する箇所では、電波強度が極端に落ちているのです。逆に、親機からの距離があっても壁を通さない部屋では、電波強度が良好なまま保たれていることも分かります。

wi-fi電波が弱まる原因は壁

壁があると電波が弱まるのは、ある意味で当然のことかも知れません。コンクリートは電磁波を強力にシャットアウトする物質であるからです。ということは、壁が邪魔しないような見通しの良い場所に無線LANの親機・子機を配置してやれば、良好な電波状況を維持できるというはずです。ここに改善のヒントがありました。

無線ルータの置き場所を変更したら

という訳で、無線LANの親機を見通しの良い場所に置きなおしてみました。以下は、設置場所変更後の間取り図と測定データです。

無線LAN親機の配置替えでwi-fi環境改善

ご覧の通り、見通しの良い場所に親機を置きなおしたことで、各部屋全般の感度が随分と向上しました。壁に遮られない見通しの良い場所に親機を設置する。まさに目論見が当たった形です。

副次的な効果としては、デスクトップPC周辺のwi-fi感度も向上しました。さすがに奥まった所にあるので満足な数値とはなりませんでしたが、壁を一枚取り払っただけでも効果があることが分かりました。

更なるwi-fi強度の改善方法

最後にwi-fi環境を改善するために必要なもう一段上の工夫について言及しておきましょう。無線LAN中継機の話です。無線LAN中継機というのは、読んで字の如く、無線LANの電波を右から左に中継するだけの機器です。

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この機器が威力を発揮するのは、どうしても物理的に直線距離上に壁が存在する場合でしょう。無線LAN中継機を使えば、壁を迂回させてwi-fiの電波を届けることができるからです。我が家の見取り図で言えば、以下の場所に設置することで奥の部屋まで電波を届けることができるはずです。

wi-fi中継器で奥の部屋まで電波が届く

今回の改善策で、差し当たってはデスクトップ周辺の電波状況を改善することができました。ただ、感度良好とまでは行かず、未だ改善の余地があることも確かです。Amazonのタイムセールを横目で見ながら、コスパの良い無線LAN中継機を見つけたら、次回の記事でご紹介したいと思います。

※今回の方法論はwi-fi強度を改善するためのものであって、根本的な通信速度の向上には繋がらない場合もあります。ネット速度そのものが遅い原因と対策については、以下の記事を参考にしてみてください。

参考:団地・マンションのネット速度が遅い理由

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