デューカスコピー・ジャパンの豊富なデータを紹介

デューカスコピーのJFOREX使い勝手

デューカスコピージャパンは、かなりユニークな市場データを提供するFX会社です。市場の注文動向(板情報)や出来高といった、従来は個人投資家が目にすることができなかった情報をツール上で公開しています。背景には同社が「SWFX」と呼ぶECN(機関投資家含む参加者が売買する世界市場)の存在が浮かび上がります。SWFXから引き出される情報こそがデューカスコピージャパンの最大の特長です。

出来高データ等の付加情報は、FXのトレードにおいて様々な面で参考なるヒントです。以下には、同社の取引ツールとそこに公開される便利な市況データを紹介していきます。

  1. 自社開発の取引プラットフォーム
  2. 閲覧・入手可能なデータと一口メモ
    • リアルタイムの出来高
    • 注文動向(板情報)
    • ポジション比率
    • ティックチャート
    • ヒストリカルデータ
  3. デューカスコピー今後の計画

自社開発の取引プラットフォーム

最初にデューカスコピージャパンの取引プラットホームから。同社の取引ツールは「J Forex」と呼ばれるプラットフォームで稼動しています。このプラットフォームは同社の自社開発によるもの。以下のような独特の外観を持つソフトウェアを提供しています。

デューカスコピーJFOREXの外観

取引プラットフォームの特長は、様々な市場データを見ることができる点にあります。例えば注釈に書き込んだ「板情報」の文字。これはECN市場(日本では「インターバンク市場」の呼び名が一般的かも知れない)に出されている売買オーダーを表示したものです。株式市場では一般的ではありましたが、為替市場で個人投資家が目にする機会は長らくありませんでした。

他にも、売買のリアルタイムな出来高や、投資家のポジション比率(同社の言う「センチメント指数」)といった重要データも公開されています。こうしたデータは、当然ながら我々にも参考なるデータであり、将来の方向性を考える上での良いヒントになります。以下に具体的な内容を紹介していきます。

閲覧・入手可能なデータと一口メモ

デューカスコピージャパンのプラットフォーム上で確認できるデータは、主として市場の売買動向を示す指標から構成されています。ここで言う「市場」というのは、SWFXというECN市場を指します。FX用語的には「インターバンク市場」と言えば意味が通じるでしょうか。銀行、ファンド、FX会社といった機関ディーラーが参加している大口売買の場のことを言います。

リアルタイムの出来高

最初に紹介するデータは、出来高付きのチャートです。株式チャートでは一般的な出来高情報ですが、為替市場では目にする機会がありません。デューカスコピージャパンでは、ECN市場の出来高データを引っ張ってくることで、出来高付きのチャートを実現しました。

デューカスコピーの出来高チャート

出来高が便利なのは、その増減を見ることで初動や押し目の値動きに確証が得られるからですね。大体にして、初動の大きな値動きは出来高の急増を伴います。

出来高チャートは、スマホアプリでも確認することができます。出来高による分析手法の例として、以下の5分足チャートが良い例題になりそうです。ご覧の皆様はここでの売買判断をどう考えますか?さあ、考えてみましょう。

出来高によるFXの売買判断

このチャートで売買判断ができる方は、トレード中級以上を自負して良いと思います。答えは・・・。

答え:初動+押し目で「買い」ですね(どちらも売買高増加)。この後、114円まで上昇しました。

注文動向(板情報)

ツール上では、市場に出されているリアルタイムオーダーを確認することができます。いわゆる「板情報」と呼ばれるデータですね。株式では一般的ですけれども、FXの世界では非常に稀有な情報です。板読みトレードができる方には、非常に有益な情報となることでしょう。

デューカスコピーの板情報

表示されている数字の単位は、k=1,000通貨です。ご覧の通り、1,000k単位=100万通貨単位のオーダーが並んでいます。個人投資家の注文であっても大口になれば板に反映されるそうですよ。いつかは板に表示される規模の資金を動かせるようになりたいものですね。

ポジション比率

お次は投資家のポジション比率です。同社は「SWFXセンチメント指数」の呼び名で、各通貨の売買の偏り具合を公開しています。要は、投資家の売買ポジションの比率です。こちらはデューカスコピー・ジャパンのHP上で確認できます。

SWFXセンチメント指数

ポジション比率が重要な情報となるのは、今現在の参加者が強気/弱気のどちらかにあるか判断できるからですね。相場は必ずしも多数派が勝つとは限りません。ただ、市場がどちらを向いているかを知ることは重要です。比率が50:50に戻ったらトレンドが一服したという見方をすることもできますね。飽くまで「考える」ためのデータとして参考にできます。

ティックチャート

「ティック」について。一般のチャートでは、時間の経過と共にチャートが動きます。ティックチャートの特徴は、ひとつの売買が成立するとチャートが動くことですね。ティックというのは、ひとつひとつの注文に応じた値動きのことを指します。大きい注文が消化されるとティックも大きく動くので、大口の取引があったことが分かります。

デューカスコピーのティックチャート

J Forexの便利な点は、このティックチャートを表示することができる点です。簡易なインジケータを表示することもできますね。基本的にスキャルビングに利用するチャートです。

ヒストリカルデータ

システムトレーダーや手法の検証に必要となる、為替レートのヒストリカルデータ。デューカスコピー・ジャパンでは、為替レートの元データも提供しています。ログインIDがあれば、同社のHP上からティック単位のデータをダウンロードすることも可能です。

ヒストリカルデータの取得画面

実はデューカスコピー・ジャパンでは1分足で構成されたヒストリカルデータをダウンロードすることができます。1分足のヒストリカルデータと言えば、かなりの高級品です。一般には有料で売られていますが、デューカスコピー・ジャパンでは無料でダウンロードすることができます。

システムトレーダーの間では、かねてから重宝されてきました。MT4やForexTesterで手法の検証に励む方におすすめです。

デューカスコピー今後の計画

最後に同社の今後の計画について。実は先日、管理人はデューカスコピージャパンのセミナーイベントに参加する機会がありました。そこで聞いた今後の計画は、以下の通り。

  • CFD取引の追加(金・オイル・株価指数・個別株)
  • オプション取引の追加(バイナリーオプション?)
  • ツール機能にユーザーリクエストを追加(暫時)

金融商品の取引免許を追加で取得する関係上、具体的な時期については未定であるそうです。ただ、業界全体として取り扱い商品の拡充は進んでいます。実現するのは、そう遠くない将来ではないでしょうか。

同社がユニークな点は、顧客からのリクエストに積極的に耳を傾けている点ですね。1ユーザーに1人、専任のサポートスタッフが就くそうです。取引プラットフォームでは、既にいくつか機能要望を反映をした例があるそうで、さらに要望の採否はリクエストの数には関係ないとのこと。

以上、デューカスコピージャパンの紹介を行ないました。ユニークで情報豊富なFX会社として、是非とも推したい1社です。

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